会社設立 定款総論
定款とは会社、財団法人、社団法人、公益法人及び各種協同組合等の法人の商号、事業の目的、本店所在地、機関設計、組織、活動等に関して定めた、その法人の存在の根幹となる基本的な規則のことをいいます。これを電磁的記録や書面に記載したり記録した媒体をさす場合もあります。
通常、定款は下記のような方法により作成、編集されています。
書面で作成される定款は、横書きでA4判用紙片面に記載されています。①表紙、②本文、③裏表紙の順番で重ねていきそれを綴ます。ホチキス等のステープラで綴るか又は袋とじにします。通常は表紙に会社の商号等を記載してその会社の定款であることを一目瞭然にします。定款に記載する文字の大きさは12ポイント目安で、明朝体やゴシック体等の標準書体で作成すると印刷物になった時でも見やすい定款となります。
定款の原本には発起人が署名又は記名押印します。この定款の各ページごとに契印します。定款を袋とじにした場合は各ページごとの契印ではなくつなぎ目に契印をしても大丈夫です。
定款は日本語を使用し記載します。例えば作成した定款の記載内容に英語等の外国語が併記されている場合でも外国語の併記がされていること自体には問題ありませんが、正式な定款としてはあくまで日本語の部分となります。外国語で記載された定款の部分は翻訳扱いとなります。