福岡県の中小企業向け融資は、各自治体・民間の指定金融機関・福岡県信用保証協会の3者が連携して行います。
会社設立と信用保証協会
国だけでなく、各都道府県も金融機関を通じて融資を行っています。各地方自治体と民間の金融機関、そして信用保証協会という3つの機関が連携して行われる融資で、制度融資とも呼ばれます。信用保証協会は各都道府県に置かれている国の機関で、融資を希望する中小企業の「保証人」になってくれる機関です。
もちろん申し込みをすれば誰でも即保証ということはなく、会社の財政状況や経営者の人間性、融資額の使い道などを厳しく審査されます。信用協会に対しての保証人(法人であれば通常は代表者)、保証料、時には担保も必要です。信用保証協会に直接出向く事よりは、取引のある金融機関等に取り次いでもらうことが、一般的です。
福岡県などの自治体、金融機関、福岡県信用保証協会の3機関連携融資
地方自治体と信用保証協会、金融機関の関係は以下のとおりです。
①金融機関や地方自治体の窓口に相談する
②福岡県信用保証協会の保証を得る
③保証が得られれたら金融機関に融資の申請をする
④金融機関で融資申請が可決されれば、契約を結び融資実行がされる
という流れになります。
金融機関への返済が滞った場合には、信用保証協会が会社のかわりに金融機関あてに返済し、会社は保証協会あてに返済をしていくことになります。また、自治体によっては利子補給という支援を行っていることもあります。融資につく利子の一部を、地方自体が負担してくれるというものです。起業支援を含むいろいろな融資がありますので、大正条件を含めてお調べになってみるのもよいでしょう。