役員とは会社の経営陣のことです
主な役員の機関とポイント
機関の名称 |
ポイント |
代表取締役 |
一般的には社長です |
取締役 |
会社の経営陣 |
監査役 |
会計や業務の監査 |
会計参与 |
計算書類の作成※税理士等が就任 |
役員にも様々ありますが、部長、課長等とは違い役員たる条件は法律で定義されています。
主な役員は、次の4機関です。
①代表取締役
②取締役
③監査役
④会計参与
代表取締役
一般的には社長のことです。会社の経営陣をまとめる代表者です。経営と業務の両方を統括します。複数の取締役から選ばれて就任しますが、1人だけとは限りません。任期の規定は特にありませんが、取締役としての任期を基礎とします。
取締役
会社には1人以上の取締役が必要です。代表取締役とともに会社の経営陣を構成します。通常は株主や発起人が取締役となりますが、外部から迎えることもできます。任期は2年ですが、株式譲渡制限会社では最大で10年までとすることができます。
監査役
会社の会計や業務を監査します。取締役会非設置会社では任意の設置となります。税理士などの資格は不要で、発起人会化か定款で定めます。任期は4年ですが、株式譲渡制限会社では最大10年までとすることができます。
会計参与
取締役と共同して計算書類を作成し、株主に対して内容を説明します。就任できるのは税理士や公認会計士といった会計の専門家だけです。任期は2年ですが、株式譲渡制限会社では最大10年までとすることができます。